家鴨窯277号 戯れる龍の群れ

	家鴨窯で作陶した龍10体目、最後の紹介です。 ＃10は家鴨窯が大好きな「群れ群れ」シリーズ！ ４頭が群れている様子がわかりますでしょうか？ カラーリングに悩みましたが、全匹、同じ色合いにすることにしました。それほど大きくないので、カラフルだと五月蝿いかな、と。その分、どこが頭？この子の尻尾はどこ？と探す結果に。そこがまた面白いかと＾＾ ？？？？とじっくりぐるぐる眺め回していただけたら嬉しいです。
	角度によって、長い塊だったり円だったり。 それは偶然なんですけどね＾＾ 信楽白土／塊づくり成形／弁柄、下絵の具、青碧釉、石灰白萩釉、黒結晶釉、土灰釉／酸化 （150×100×h55mm） 《家鴨窯　2011年10月》 家鴨窯から生まれた龍たちが、どなたかの目・心にとまり、その方とご一緒に年越し年明けを迎えられたら・・本懐です。
ぐるぐる。４頭の龍を見つけてください＾＾

家鴨窯276号 溶岩龍

	さぁてぇ、かっこいぃぃのが生まれましたよ～！ ぜひ、手にとっていただいてその質感を味わっていただきたい一体です。 フォルムもかっこいいし、何といっても釉が！ 弁柄に青碧釉をかけた上に、桃山黄瀬戸釉を筆でのせたのですが、その桃山黄瀬戸釉の厚みによって溶岩のような沸騰した跡が残ったのです。 縞柄龍が水龍のような感じに対し、こちらは溶岩噴出す噴火口からやってきた！のだと思います。
＃８　信楽赤土／白化粧土／弁柄、下絵の具、石灰白萩釉、黒結晶釉、青碧釉、桃山黄瀬戸釉（筆のせ）／酸化（140×60×h80mm）	何を談義しているの？ 《家鴨窯　2011年10月》

家鴨窯275号 縞柄龍

	今週末はデザインフェスタです。デザフェスに向けてご紹介している龍の置物も残すところ３体（頭数で言うと６匹＾＾）となりました。ここからは今までの龍たちよりビックです。（とはいっても世の中から言えば小さいけど。。はは） ＃７　ウミヘビのような縞模様が特徴の龍。スタイルもにょろにょろしていますね。きっと振り返るとにょろにょろと移動していると思います。 御影入り赤土／白化粧土／弁柄、下絵の具、石灰白萩釉、黒結晶釉、青碧釉、桃山黄瀬戸釉（筆のせ）／酸化（130×50×h80mm） 《家鴨窯　2011年10月》
にょろっ	にょろろ

家鴨窯198号 干支群れ山（これは結納品）

	十二支が集まった群れ山です！ 陶芸家　火の玉発動機の田崎太郎工房長と手のひらサイズの作品を交換しませんか！とご提案いただいたのは去年の秋の太郎工房長の個展でのことでした。何にしよう。。と思いつめた挙句、家鴨窯らしく「群れ群れ」でいこう！と、決めたらすっきり。そして作った作品です。完成は今年の初めでしたが、昨日、秋の益子陶器市で物々交換が叶いました！ 京白土／塊づくり／弁柄、下絵の具、土灰透明釉／酸化（100×90×高さ50mm）
子	丑
寅	卯
辰	巳
午	未
申	酉（当然、がーちゃん！）
戌	亥
	←マウスでまわりますまわります。 工房長にお渡したところ「作品ですか！」と喜んでいただき大変嬉しかったです＾＾出会いに感謝、末永くよろしくお願いいたします、毎年毎年が飽きることなく変化にとんだ毎日の積み重ねになりますように、そんな家鴨窯の思いをこめて作陶しました＾＾
	そして昨年の秋の個展の後！！！！！！工房長より、「オスの家鴨がーちゃんに火の玉発動機からメスを嫁がせて姉妹窯になるってのは？」とめんたま飛び出る驚きのストーリーを！もちろんそれをお断りする理由がありません！感激しました。そしてこの干支群れ山に、結納品という意味合いが付加されたのでした～ そうです！まさにがーちゃんの好みは関係なしの政略結婚です。このときがーちゃんは可愛らしく記念撮影していますが・・・そのお嫁さんとは！少々お待ちください、後日のブログで＾＾工房長のブログでは既に嫁さん候補で紹介されてますよ！名前はうーちゃんです！
	このがーちゃんとうーちゃんの成婚で、めでたく火の玉発動機と家鴨窯は「姉妹窯」となり（本当に、いいんですか！！！！！と工房長に確認しましたが、「はいっ！」とのことで。なのでずぅずしく姉妹窯といってしまいますです！）ました。 ←干支群れをお渡ししたところ＾＾ 　　姉妹窯結成の記念撮影＾＾ （このとき、がーちゃんとうーちゃんは既に二人の時を刻み始めていました。）
	そして、お互いの今後の活動も真面目にがんばろう！と、よろしく！と、熱く拍手を交わしたのでした。 うーん、腱がくっきり！そう、真剣に握手をしたんです。力をこめて！ 力をこめて握手することって、そうそうないですよね？ただただ嬉しい限りでして、そして、この有難い流れに恥じぬよう、これからも家鴨窯らしく、休まず弛まず楽しんで妄想し作陶していこうと心の芯が感じたのでした＾＾ ※工房長の作品の写真もなく（すみませんっっ）、と、とにかく感激事件を取り急ぎ！でした。 ※秋の益子陶器市は明日７日（月）までです！

 

家鴨窯273号 掌龍（たなごころりゅう） 青碧龍一対

	手のひらにのる「掌龍（たなごころりゅう）」に、 ちっちゃいけど相当凄みのある龍が一対、 生まれましたよ！ 青碧釉で色合いも美しいと自賛＾＾ 信楽白土／形づくり成形、山吹化粧土／弁柄、青碧釉、石灰白萩釉、黒結晶釉、土灰釉／酸化 高さ6.5cm   《家鴨窯　2011年10月》
＃６：胴が長く、こちらは「とぐろ」を巻いています。
＃７：こちらは、長い胴が折りたたまれています。色艶よろしく＾＾