228号 蛙高台貝形向付

円形の鉢形の一カ所をカットし織り込んで貝形にした器です。 （Φ115×H30mm）	黒土でひもづくり成形し、全体に蛙目釉を浸し掛けした後、半分に再度、蛙目釉を浸し、濃淡をだしました。
口縁には月白釉を浸しづけし、還元焼成しました。綺麗に紫が発色しました。でもちょっと違和感あるかな・・。	ひっくりカエルと・・・ こちらもカエルちゃん高台ケロ！

227号 蛙高台小皿

あまり土で小皿を作成。
上面は地味に。
赤土で形作り、高台にレリーフ。素焼き後、卯の斑釉を全体に、火色釉を上面に吹きつけ、還元焼成しました。
（Φ70×H15mm）


ひっくり返すと定番（？）の蛙ちゃん高台ケロ。

225-226号 魚形スプーン箸置き

なんとなく、合間に作った魚形スプーン箸置きです。 でもささっと簡単に作ったわけでなく、これなりにこねこね手間かけて作ったのですが・・イメージが薄いとこんなボヤケタ作品になっていまいます。何となくでかっこよく納まりよくなんてずぅずしい根性です。はは。 でも使い心地は普通なので我が家で活用しまぁす。 （80×50mm、80×40mm） 赤土４号で形作りレリーフし、素焼き後、卯の斑釉を吹きつけて還元焼成しました。

224号 愛猫クロ用ご飯器

我が家の黒猫クロはどうも舌使いが下手で、ご飯を上手に口に運べず、器の奥の方奥の方へと押しやってボロボロ器の外に落としてしまいます。そうこうしている内に疲れ、食べるのを止めてしまいます。そこで、今回は底面が広くなく、縁の高い、舌でご飯を押して縁で捉えられる感じのデザインで作ってみました。 （Φ105×H50mm）	「くろ」と彫りました。猫のレリーフは、かなりラフです。はは。 縁をやや内側に倒してみました。これなら食べやすくなるかな？何せクロが食べるのを止めると、おばあちゃん猫の小春が「おっクロ、もう要らんのかい？じゃお残しはよくないから小春がたべちゃる」とあっという間に食べちゃって。ものすごい食欲・・後でまたゆっくり食べよう、というのは叶いません。
赤土４号でひもづくり成形し足をつけ、猫と字をレリーフ。素焼き後、内側に卯の斑釉、外側に火色釉と月白釉を吹きつけて還元焼成しました。 猫のレリーフのちょうど上あたり、口縁をやや凹まし、円から変形させています。茶碗にある「沓形鉢」をイメージしてます。（微妙な歪みでしたが。）	なかなか渋い作品が完成！足は３点つけました。 さてくーたんにあいますように。まっとどのつまり、大好きな鮪だったらいくらでも残さず食べるんですが・・そうはいきませんので。これで楽にお食事ができるといいです。
後日撮った、クロの食事風景です。食べやすくなったよう？でももう少し広めのお皿がよかったみたい。縁にカリポリが行ってしまうと、取りづらくなってました。顔が横向きに入るぐらい広い方がよいですね。でも缶詰（ウェット）の食事にはヒットでした！ クロ「おこぼししないで、お口に入るよ！」 （2008/5/31）

223号 猫柄蚊取線香器

太い樹木の幹をくり抜いたような蚊取線香器を作りたいと思い作成した作品です。置き場所に気をつければ、あえて蓋は要らないのかな？と思い、このデザインにしました。 （Φ160×H60mm）	赤土４号でひもづくり成形し、内側に螺旋を彫り、足をつけました。絵は、熊谷守一先生の猫を模写しており、白化粧土を象嵌しています。素焼き後、内側に卯の斑釉を塗り、外側に松灰釉を吹き付け、更に、口縁に卯の斑釉を、内側から外側にこぼれる感じで重ねづけし、還元焼成しました。
熊谷先生の猫です。熊谷先生の描く猫が大好きで、ずぅずしくも、模写させていただきました。かわいい・・	こちらも熊谷先生の描いた猫を真似しています。象嵌がくっきりいい感じでできました。器の足に猫の尻尾が描かれているところがポイントです！はは。
こちら・・私デザインの猫。はははは、なんとも・・顔など真似したつもりなんですが、やっぱり違いますね。と、３方向に猫を配してみました。	内側は、螺旋模様に彫りを入れています。蚊取線香の灰の汚れを取りやすくするため、内側はつるつるに釉をしっかりかけました。
床などに置くのでしっかりした安定感が欲しいと思い、ちょっとかわった足をつけてみました とてもお気に入りの作品ができあがりました。やったぁ！！