週一で通うお教室《めぐみ工房》と
自宅の小さな作陶部屋《家鴨窯》の
陶芸作品アルバムです。
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猫柄象嵌秋刀魚皿 去年作った秋刀魚皿。赤土に白土を象嵌したのですが、線が細すぎ、かつかけた釉が薄かったため、白土の線の部分に還元焼成による緋色がでて、象嵌模様がまったく見えなくなった、という失敗の結果に。が、使ってみると形はちょうどよく、ただやはり釉が薄かったため洗うときにスポンジがひっかるなどの欠点も。そこでもう一度、釉をかけなおし、本焼きさせていただくことにしました。
今回はたっぷり石灰系透明釉をのせて酸化焼成に。
猫柄象嵌秋刀魚皿 すると、象嵌模様が見えるようになりました!
これは還元焼成による緋色が酸化焼成によって消えたためと思われます。グレーがかった感じになったのは、石灰系透明釉のためです。
ちなみに、一度本焼きしたものに再度釉をかけても土にしみこまないため釉がのりません。そこで熱々に陶器を熱してそこにじゅっと釉を一気にかけできるだけ定着するようにしてやっています。

と象嵌はみえるようになったし、形は使いやすいし。。でもなぜか一枚?実は再本焼きのためお教室に2枚もっていく途中で1枚を割ったのでした、、思い入れが薄くなっていました。あぁごめんなさい。。という気持ちです。
ということで現在2枚追加作成中です。
《2009年12月めぐみ工房本焼き》
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